FF7R小説「Traces of Two Pasts」ティファ編
ひとまずティファ編のみだけど、読み終わりました。
読む前は野島さんが好きそうな鬱展開オンパレードだったら…と怖い気持ちのほうが大きかったんだけど、実際読んでみると…
とてもおもしろかったです。
買ってよかったと思えるぐらいに楽しめました。
以下、ネタバレありの感想です。
まだ読んでない方はご注意ください。
皆がミッドガルに行ったあと、ニブルヘイムで過ごすティファの生活は、村に住むお年寄り相手ばかりだったというのは自分の想像になかったのでなんだか新鮮だった。
でもリアルでも田舎に住む子なら割とそれが普通のことだなと思ったら、ティファのこういう生活もわかる。
ザンガン師匠との出会いと弟子となる過程、おもしろかった。
ていうか、ザンガン師匠が想像の斜め上行く胡散臭さで笑いましたw
あと、クラウドのお父さんの話が知れたのもよかった。
リメイクでクラウドはお母さん似だと思ってたんだけど、どうやらお父さんもイケメンらしくて、村のおばあちゃんたち曰くクラウドは両親のいいとこ取りらしいw
それと、クラウドのお母さんとティファの会話がよかったな。
ソルジャーになりたいということをクラウドのお母さんは知らなかったとか。
ティファにだけしか打ち明けていないとか、どんだけ特別なんですかw
この時のクラウドのお母さんの反応から私が思ったのは、お母さんはこの時に自分の息子はティファのこと好きだと感づいたのかなってこと。
母親だし、相手はクラウドだから前からなんとなくティファに好意を寄せてるのはわかってた感じはするんだけどねw
まあそれでも、ソルジャーになるの話で確信に変わったのかなって。
そして一番知りたかった、ゲーム本編が始まる前のミッドガルに来てからの五年間。
田舎で不自由なく暮らしていたティファには、かなり厳しい環境下での生活。
借金返済のため前向きに働き、でも時には挫けそうになったり。
悩んで考えて行動してとそうする姿すべてが、なんだかティファらしいなって思いました。
借金返済の計算をするくだりはかわいくて笑ったw
リメイクから出てきたマーレさん。
正直、私は彼女にあまりいい印象がありませんでした。
初対面でいきなりクラウドにうるさく言うのも、やたらティファと仲良くしろとおせっかい焼かれるのも好きじゃなかった。
でも小説を読んだら、マーレさんに対しての悪感情はなくなってました。
やっぱりキャラの掘り下げって大事だなと思った。
なんの思い入れも愛着もない新キャラなら尚更。
作業感が強かったなんでも屋のサブクエを入れるぐらいなら、こうした新キャラの掘り下げをしたサブストーリーを追加してくれてたほうがよっぽどよかったのになと思いました。
それから、アバランチとの出会い。
私が想像していたものとだいぶ違ってていちばん驚いた。
ビッグスウェッジジェシーの三人は最初から一緒だったけど、バレットは後からの参入だったとか意外すぎた。
アジトでもあるセブンスヘブンで働く経緯も想像していたものと違ってて、アバランチ関係の話はどれも興味深くておもしろかったです。
なかでも、ジェシーとティファの関係がとてもよかったな。
リメイクでは作戦に対する考えの違いから、ふたりがあまり仲良さそうじゃなくてちょっとモヤッとしてたから。
だからこの小説で、ふたりの出会いが丁寧に描かれていてよかった。
このティファの回想はゲーム本編でいうと、カームでクラウドの回想を聞いてからチョコボファームへ移動中にみんなに話してるんだと思われる感じだよね。
ニブルヘイムまでの話はみんなにだけど、ミッドガルに来てからの話はナナキのみが聞いていたのかな?
ティファの話を聞いて、隠れて笑うナナキも笑われるティファもかわいいなと思った。
最初ティファの話は、七番街の駅でクラウドと再会したところまで描かれると思っていたんだけどそうじゃなくてちょっと残念。
たぶんこのへんはゲーム内で描写されるんだと思う。
まあそのシーンが見れるのは、一体いつになるのかわかりませんけどねw
それはともかく、小説は本当によかったです。
これからエアリス編を読んで、そうしたら改めてもう一度読み返そうかなと思っています。
読み終わったらエアリス編の感想も書きにきます。